住民税の均等割額
皆さんのお手元にも住民税の課税通知が届きましたか?
『あれっ?』
っと思った方もいらっしゃるかと思いますが、
平成26年度の市民税・府民税の均等割額が値上げになっています。
従来は市民税が3,000円、府民税が1,000円の 合計4,000円 の均等割額でしたが、
平成26年度より、市民税が3,500円、府民税が1,500円の 合計5,000円 になっています。
この値上げ1,000円は一体何なのかというと、復興特別税なのです。
平成25年分の所得税の確定申告の際にも、
差引所得税の額に2.1%を乗じて計算した復興特別税が加算されていましたが、
同様に住民税においても復興特別税が加算されるようになりました。
所得税は原則的に申告課税方式なので、申告の際に復興税が加算される事は広くアナウンスされており
ご存知の方も多かったと思いますが、
住民税については賦課課税方式なので自分で税額を計算する必要がなく、
毎年何もしなくても課税通知が届くので、均等割が増えている事自体に気付かない、
という事も多いのではないでしょうか?
せっかく税金を支払っているのですから、どういう風に自分の税額が計算されているのか、
住民税の課税明細を一度解読してみるのもおもしろいかと思います。