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厚生年金保険料2015.8.26


厚生年金保険料率の改定

平成16年の法律の改正によって、厚生年金保険料は平成29年9月まで毎年改定される事になっています。

今年は、平成27年9月分(11月2日納付期限分)から以下の通りに保険料率が変わります。

  一般  坑内員・船員 
 現行  17.474% 17.688% 
 変更後  17.828%  17.936%

給料から天引きする場合は、従業員さんに手取金額が変更になる事をお知らせしてあげて下さい。
年金財政の悪化によって年金財源を確保するために、毎年保険料率が引き上げられます。
最終的に平成29年以降は、18.3%まで引き上げられる予定となっていますのでご留意ください。

厚生年金だけでなく、国民年金保険料についても毎年引き上げられています。
私が就職したころは、毎月13,300円だったはずですが、今は15,590円になっています。
少子高齢化が進んで年金の財源が不足しているのか、この変遷を見ても将来の年金給付に危機感を感じます。
とはいえ、公的年金ですので終身年金が補償されていますし、
払った保険料は確定申告や年末調整の際に全額が所得控除として控除できます。
また、老齢年金だけでなく遺族年金や障害年金などの制度もあるので、
万が一の場合には、国民年金保険料を払っといて良かったと思うはずです。
若い方の中には、国民年金より個人年金を払った方がオトクなんじゃないの、という考えの方がおられますが、
私は、国民年金の仕組みの方が個人年金の仕組みよりも優れているのではないかと思いますので、
まずは国民年金保険料を支払って、まだ余裕があれば個人年金を検討すればいいのではと考えます。

話がそれましたが・・・給料から天引きされる保険料といえば、もうひとつ。
健康保険料ですが、協会けんぽ大阪の保険料については毎年4月に改定されます。
医療の高度化や高齢化によって年々医療費が増えているようで、
その医療費の金額の増加分が、保険料収入の基礎となる給料の伸びよりも大きく、
保険財政は緊迫する一方なので、こちらも将来的に引き上げれられるのではないかと思います。

年金も公的保険も安心して暮らすためには必要なものなので、
国は税金と同じように納めた保険料は大切に使って欲しいなと思います。

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